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コンテンツSEOとブラックSEOの時代が終わる

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最近流行っていたのが、コンテンツSEO+ブラックハットSEOの組み合わせです。

 

ブラックハットSEOとして中古ドメインでサイトを持ち、そこからコンテンツ+発リンクでページを上げるということをしていた…という人もいるわけです。

(私はただの記事屋さん)

 

ただ、私の公式Pでも書いているように、フレッドアップデート以降は個人ブロガーが死んでいきました。

 

おそらく、ここHatena Blogでマネタイズしていた人も“阿鼻叫喚地獄”ではないでしょうか。

 

フレッドアップデートでの対策は、私の公式で書いているのでよろしければ。

 

watako-ltd.com

 

んで、このフレッドアップデートですが、結局のところ結論を言えば「個人殺し」なんですね。

 

そもそもGoogle営利団体なので、いかにマネタイズをしていくかは個人以上のものです。

 

ただ、最近はアフィリエイターや個人ブロガーが増えてきていたところで、特にアドセンス収入で毎月暮らしていた人も多いんではないでしょうか。

 

個人でも100万PVのブログを持っている人はごく少数いたので(“いたので”というのは、私も含めて100万PVのサイトが9割減となった人がおおいため)、当時はRPM200でも20万円のアドセンス収入があったわけです。

 

それが10万PVとなると、2万円! すごいことになったという人も多いんではないでしょうか。

 

話がそれましたが、要はGoogleへ出稿する広告主の「費用対効果」が合わなくなってきているというのが現実なわけです。

 

そもそも「費用対効果」ってあまり耳にしない人もいるかもしれませんが、広告主も「結果」が欲しいので、ROIやROASが合わないと広告出稿も控えるわけですよ。

 

しかも最近の広告代理店は、ROIどころか、CVRやCPAすら考えない営業マンばかり。

 

これじゃあ、費用対効果が合わなくなってくるのは当然ですよね。

 

マージン業は自らの懐はいたくないのですが、一気に広告主や媒体から見捨てられると“仕事がなくなる”というわけです。

 

遠からず、Googleも同じ状況になっています。

 

最近でいえば、Youtuberの収入が激減していることが挙げられますね。これは、Youtubeに出稿する広告主が激減したことが原因です。

 

シバターさんやヒカキンさん、ヒカルさんやその他、“子どもにウケるYoutuber”の再生回数ばかりが伸びていき、子どもにしか受けないYoutuberに広告を出しても「無駄打ち」にしかならないわけです。

 

ちなみにこれまで、一番お金を使うのは10代後半じゃら20代後半のF1層友いわれてきていますが、これも今のネット事情を考えると、どんどん変わっていきそうです。

 

少し本題から外れてしまいました。

 

 

コンテンツSEOとブラックSEOの時代すら終わる

 

個人的に“見せられるブログ”で言えば、2つのブログがあります。見せられるものなので、PVもたかが知れています。

 

white-cake.net

 

www.info-jog.com

 

どちらも仕事中に息抜きで書いているものですが、特に後半のもの、ランナーの皆様におすすめです笑

 

さて、この2つとも何もSEO対策をしていませんでしたので、今回のフレッドアップデートでは特に影響はありませんでした。

 

もともとPVが低いので。

 

ただ、アフィリエイトで行っていた物販サイトはことごとく飛んでいきました。

 

これは、「ユーザーエクスペリエンス」を全く考えていなかったこと、が敗因だろうと思っています。

 

たとえば、「ダイエットサプリメント」のアフィリエイトサイトがあったとして、私が行っていたのは記事の量産+外注です。

 

外注ライターの皆様のレギュレーションチェックはもちろん、他にも色々と対策はしていました。

 

ただ、“小手先に頼りすぎた”という事実は隠せません。(どんな手法かは内緒)

 

結局、フレッドアップデートで飛んでいったサイトは「SEOに頼りすぎたサイト」たちでした。

 

そのどれをも検証しましたが、生き残ったサイトと飛んでいったサイトの違いにいくつか共通点がありました。

 

・サイト滞在時間
直帰率
・ページセッション
・読了率

 

特にこれを説明するまでもないでしょうが、Googleの現在のAIがアナリティクスを参考にしている可能性はあります(公式は否定しているかも)。

 

そもそも、ユーザーエクスペリエンスがAIに可能かどうかというと、まだ「可能」というレベルにはきていません。実験段階であることは間違いないというわけです。

 

ただ、前半で触れた「費用対効果」+「今後の収益性」という点では、Googleにとっては広告主も媒体側も「実験台」であるという見方もできるでしょう。

 

つまり、「個人レベル」であれば、今後、Googleのあらゆる手法によって去らなければいけないという事実は、覆すことができないわけなのです。

 

いくら中古ドメインを使用しようが、内部SEO対策でコンテンツを充実させようが、そのGoogle依存体質は、いつか身を滅ぼします。

 

 

個人ブロガーでもできること

 

ただ、そう寂しいことばかり考えても仕方ありません。

 

これから個人ブロガーができることは、“自分にしか発信できないこと”を書き上げることです。

 

あるいはYoutuberであれば、“自分にしか発信できなくて、より健全性の高い動画”が評価されてきます。

合わせて、子ども狙いのYoutuberは、今後、なかなかマネタイズが難しくなるでしょう。

 

そんな時代が、もう目の前にきているわけです。

 

私であれば「ランニングネタ」に強いので、上記で紹介したランニングブログは継続したいと思っています。

 

ただ、トレンド的なものなどはどうかな……だとか、物販アフィリエイトも“小手先だけ”ではだめだろうなと考えている最近なのでありました。

 

 

まとめ

 

特にまとめることはありませんが、今回のフレッドアップデート、要は個人殺しです。

 

それでも私なんかの経験よりも長いブロガーさんは、ひたすら頑張っておられます。

 

こんな気休め記事を書いている時間も、ひたすら指を動かしているブロガーさんだって多いです。

 

今回の「個人殺し」は、はっきり言うと“結論”が出ないだろうとふんでいます。

 

それが今後のGoogleの姿であり、Googleだけの時代になるのか、あるいは違う勢力が出てくるのかを見越しつつ、自分自身ができることだけをひたすら考え、試行錯誤していかねばならない時代だともいえそうです。