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SEOって必要あるのか?

このはてなブログでも、ぞくぞくとSEOスパム対策がされているわけですが、SEOそのものに“必要性があるかどうか”というところまできている気がしてなりません。

 

そもそも2012年のGoogleのペンギンアップデート以降は、被リンク対策としてバックリンクを購入することも無価値に等しくなりました。

多くのSEO業者さんが、廃業、もしくは方向転換を迫られた画期的な時代です。

 

そして2015年の終わりから2016年、キュレーションメディアの台頭や、誰でもブロガーになれる時代になったせいか、キュレーションメディアのプラットフォームであるGunosySmartnewsアルゴリズムも変わってきています。

 

より人工知能に近い形で、「読んでためになること」や「本当に面白いこと」のみがピックアップされる時代です。

 

2014年ころであれば、Smartnewsのコラムチャネルに掲載されるにはTwitterのRTが鍵でした。

しかしメディアは遷移が激しいものですから、今のアルゴリズムは「読了率」、「滞在時間」、「純粋なシェア数(IP分散)」、そして“人的な目視”までもが介入されていると予想しています。

 

ですので、「外部SEO」や「内部SEO」について論ずるのは、近い将来、また違った形になろうかと予想しているのです。

 

たとえば、「外部SEO」と「内部SEO」についての違いを論ずるのは、今だけ価値があることなのかもしれません。

 

例:

内部施策は、タイトルタグ、メタディスクリプション、alt属性等にキーワードを埋め込むことにより検索エンジンが自社サイトと認識しやすいようにする事、自社サイトの内容を訪問者にわかりやすくする事で、検索順位を上げていきます。

それに対し、外部施策はWebサイトの被リンク(他のサイトからのリンク)を増やす事により、検索順位を上げて行きます。検索エンジンは、埋め込まれたキーワードだけでなく、「多くの人が興味を持っているサイトかどうか」という観点でも順位を決めるのですが、被リンクが多いサイトは、「多くの人が興味を持っているサイト」と検索エンジンが判断するのです。

出典:

flag-s.jp

 SEOは、内部要因と外部要因の相乗効果により最大限の力を発揮できるので、両方を正しくバランスよく実施することが重要である。

出典:

web-tan.forum.impressrd.jp

 

SEOの内部対策(内部施策)とは、一つのサイトだけで対策出来る物を指します。非常に複雑な要素が絡みますし、相応の知識も必要となります。内部対策を大まかに分類すると、下記のようなものが挙げられます。

・クローラビリティを上げる施策
 パンくずリスト、ランキング、カテゴリー

・コンテンツを充実させる施策
 記事を増やす、関連する情報を記載する、ユーザーの行動をコンテンツ化する

・評価されやすくする施策。
 HTMLのコード、METAタグ、サイトURLの構造、Cannonical

出典:

nepress.jp

 

 

もちろん、ここで言いたいのは“基礎的なSEO対策ができたうえ”での話です。

要するに、「SEO至上主義」の崩壊はもう始まっていて、Googleを中心に、次世代ではSEOというよりは、コンテンツ力の「ものさし」に向かって“何を作るか”ということが大事になってくるわけです。

 

とはいうものの、現状では外部リンクも検索エンジン対策には大切です。

それに加えて、重要性の比重が高まってきているのが、コンテンツを含めた内部施策です。

 

「外部リンクを増やせば上位表示できる」

 

そんな時代がよかったのかどうかはさておき、ネット上のメディアも着々と遷移をたどるわけです。

 

現在はそんな黎明期。

時代の潮流に乗るには、先を読んだコンテンツづくりが大事になります。