コンテンツSEOとブラックSEOの時代が終わる
最近流行っていたのが、コンテンツSEO+ブラックハットSEOの組み合わせです。
ブラックハットSEOとして中古ドメインでサイトを持ち、そこからコンテンツ+発リンクでページを上げるということをしていた…という人もいるわけです。
(私はただの記事屋さん)
ただ、私の公式Pでも書いているように、フレッドアップデート以降は個人ブロガーが死んでいきました。
おそらく、ここHatena Blogでマネタイズしていた人も“阿鼻叫喚地獄”ではないでしょうか。
フレッドアップデートでの対策は、私の公式で書いているのでよろしければ。
んで、このフレッドアップデートですが、結局のところ結論を言えば「個人殺し」なんですね。
そもそもGoogleも営利団体なので、いかにマネタイズをしていくかは個人以上のものです。
ただ、最近はアフィリエイターや個人ブロガーが増えてきていたところで、特にアドセンス収入で毎月暮らしていた人も多いんではないでしょうか。
個人でも100万PVのブログを持っている人はごく少数いたので(“いたので”というのは、私も含めて100万PVのサイトが9割減となった人がおおいため)、当時はRPM200でも20万円のアドセンス収入があったわけです。
それが10万PVとなると、2万円! すごいことになったという人も多いんではないでしょうか。
話がそれましたが、要はGoogleへ出稿する広告主の「費用対効果」が合わなくなってきているというのが現実なわけです。
そもそも「費用対効果」ってあまり耳にしない人もいるかもしれませんが、広告主も「結果」が欲しいので、ROIやROASが合わないと広告出稿も控えるわけですよ。
しかも最近の広告代理店は、ROIどころか、CVRやCPAすら考えない営業マンばかり。
これじゃあ、費用対効果が合わなくなってくるのは当然ですよね。
マージン業は自らの懐はいたくないのですが、一気に広告主や媒体から見捨てられると“仕事がなくなる”というわけです。
遠からず、Googleも同じ状況になっています。
最近でいえば、Youtuberの収入が激減していることが挙げられますね。これは、Youtubeに出稿する広告主が激減したことが原因です。
シバターさんやヒカキンさん、ヒカルさんやその他、“子どもにウケるYoutuber”の再生回数ばかりが伸びていき、子どもにしか受けないYoutuberに広告を出しても「無駄打ち」にしかならないわけです。
ちなみにこれまで、一番お金を使うのは10代後半じゃら20代後半のF1層友いわれてきていますが、これも今のネット事情を考えると、どんどん変わっていきそうです。
少し本題から外れてしまいました。
コンテンツSEOとブラックSEOの時代すら終わる
個人的に“見せられるブログ”で言えば、2つのブログがあります。見せられるものなので、PVもたかが知れています。
どちらも仕事中に息抜きで書いているものですが、特に後半のもの、ランナーの皆様におすすめです笑
さて、この2つとも何もSEO対策をしていませんでしたので、今回のフレッドアップデートでは特に影響はありませんでした。
もともとPVが低いので。
ただ、アフィリエイトで行っていた物販サイトはことごとく飛んでいきました。
これは、「ユーザーエクスペリエンス」を全く考えていなかったこと、が敗因だろうと思っています。
たとえば、「ダイエットサプリメント」のアフィリエイトサイトがあったとして、私が行っていたのは記事の量産+外注です。
外注ライターの皆様のレギュレーションチェックはもちろん、他にも色々と対策はしていました。
ただ、“小手先に頼りすぎた”という事実は隠せません。(どんな手法かは内緒)
結局、フレッドアップデートで飛んでいったサイトは「SEOに頼りすぎたサイト」たちでした。
そのどれをも検証しましたが、生き残ったサイトと飛んでいったサイトの違いにいくつか共通点がありました。
・サイト滞在時間
・直帰率
・ページセッション
・読了率
特にこれを説明するまでもないでしょうが、Googleの現在のAIがアナリティクスを参考にしている可能性はあります(公式は否定しているかも)。
そもそも、ユーザーエクスペリエンスがAIに可能かどうかというと、まだ「可能」というレベルにはきていません。実験段階であることは間違いないというわけです。
ただ、前半で触れた「費用対効果」+「今後の収益性」という点では、Googleにとっては広告主も媒体側も「実験台」であるという見方もできるでしょう。
つまり、「個人レベル」であれば、今後、Googleのあらゆる手法によって去らなければいけないという事実は、覆すことができないわけなのです。
いくら中古ドメインを使用しようが、内部SEO対策でコンテンツを充実させようが、そのGoogle依存体質は、いつか身を滅ぼします。
個人ブロガーでもできること
ただ、そう寂しいことばかり考えても仕方ありません。
これから個人ブロガーができることは、“自分にしか発信できないこと”を書き上げることです。
あるいはYoutuberであれば、“自分にしか発信できなくて、より健全性の高い動画”が評価されてきます。
合わせて、子ども狙いのYoutuberは、今後、なかなかマネタイズが難しくなるでしょう。
そんな時代が、もう目の前にきているわけです。
私であれば「ランニングネタ」に強いので、上記で紹介したランニングブログは継続したいと思っています。
ただ、トレンド的なものなどはどうかな……だとか、物販アフィリエイトも“小手先だけ”ではだめだろうなと考えている最近なのでありました。
まとめ
特にまとめることはありませんが、今回のフレッドアップデート、要は個人殺しです。
それでも私なんかの経験よりも長いブロガーさんは、ひたすら頑張っておられます。
こんな気休め記事を書いている時間も、ひたすら指を動かしているブロガーさんだって多いです。
今回の「個人殺し」は、はっきり言うと“結論”が出ないだろうとふんでいます。
それが今後のGoogleの姿であり、Googleだけの時代になるのか、あるいは違う勢力が出てくるのかを見越しつつ、自分自身ができることだけをひたすら考え、試行錯誤していかねばならない時代だともいえそうです。
SEO対策の基本と記事の書き方
「ブログ飯」まではいかずとも、「ブログお小遣い」ぐらいになるコツはあります。
もしブログの副収入で10万円弱あれば、生活にも余裕ができますよね。
過去、メディアのマネタイズをしていた経験などを使って、“一部”、「ブログ収入」がしやすくなるSEO対策や、記事の書き方をご紹介します。
■SEO対策の基本
SEO対策といっても、Googleで調べればいくらでも出てきます。
ただそういった人たちも「ブロガー」なので、情報が混とんとしていることが多いですね。
ですので、あくまでシンプルなSEO対策をご紹介します。
1. タイトル・リード文を意識してワードを詰め込む
タイトルの文字数は、諸説ありますが、僕の場合は33文字を超えると“書きすぎ”だと意識しています。
Googleで表示されるキーワードに自サイトの名前が出てくる場合は、出てこないように設定もできます。
ただ、クリック率を高めるためにも“目立たせること”は大事なので、こちらはWordpressを使っている場合、サイト名は出しておいたほうがいいでしょう。
タイトルの文字数は「サイト名」も含まれるので、それらを含めて30文字以内を意識するようにしています。
また、具体的な数字をつけること、目にとまりやすいキャッチーなフレーズをつけることを意識しています。
あくまで基本ですが、基本こそ大事です。
そしてリード文は、長くても160字程度にするのが理想です。
最近のWordpressのプラグインは優秀なので、検索エンジンのディスクリプションは自動判別してくれます。
ですので、リード文に狙ったキーワードを詰め込んで「自然な文章」かつ「続きが読みたい」と意識して書くようにしたいところです。
タイトルは重要です。32文字以内で、出来る限りキーワードがタイトルの左側にくるようにします。複合キーワードの場合は、重要なキーワードをより左に、キーワード同士をできるだけくっつけます。
タイトルは長すぎず、短すぎず、適切な長さにしましょう。出典:
32文字以内という意見もありますが、30文字が理想でしょう。
ただ、短すぎて“刺さらないタイトル”では意味がありません。
2. 見出しにはキーワードを含めるべし
小見出しに<h>タグを含めるべきことすらご存じないウェブマーケターがいたのは驚きですが(過去形)、小見出しはたいてい、<h2>タグを使いますね。
階層化する場合は<h3>、<h4>タグも使うでしょうが、ブログを読んでもらうには“長くてもシンプル”なのは意識すべきです。
ですので、できればリード文→三段落構成→まとめとしたほうがいいです。
リード文は160字程度、まとめは100字程度で結ぶようにして、3段落構成の際も“長々としすぎる”のは、Googleのことは考えていても、ユーザーのことを全く考えられていません。
もちろん、ニッチな分野だとファンがリピーターとして読んでくださるので、そういった際は別です。
やや話がそれましたが、そういった三段落構成の場合、見出しは<h2>タグにされる方が多いでしょう。その際、文字数は20文字程度を意識して、狙ったキーワードを自然に埋め込んでいきましょう。
諸説によると、Yahoo!はタイトルすら13字を意識しているようです。
正確には英数半角、スペースを含めて13.5文字なのですが、これはパッと見て把握しやすい文字数ということで、過去、いろいろ試行錯誤した結果です。スタート当初は11文字だったのですが、さすがに制約が大きすぎるということで今の字数に落ち着いています。
出典:
意外と短いものですね。
SEOを意識しすぎて、ダラダラっとなっているのは、GunosyやSmartNewsなどのキュレーションメディアの掲載のシンジケートを取っている媒体だけで良いかもしれません。
3. 書きながらSEOを意識する
ペンギンアップデート4.0で“リアルタイム化”されたことで、今後は自然な被リンクが重要になってきます。
つまり、「ブラックハットSEO」は今後、厳しい状況になるでしょう。
(現在はブラックハットSEOでも上位に食い込んでいるサイトが多いですが、今後、大きく変わってくる可能性有りです)
書きながら、SEOのキーワードを“ナチュラルに散りばめつつ書く”ことを意識してみて下さい。
これは執筆量にも依存するので、鍛錬しかないです。
また、インプット作業は本屋ですることをおすすめします。
僕は本は小説しか買いません。
ネタにしたいことや啓発書、ビジネス書は1時間のうちに10冊ほど立ち読みします。
…貧乏性ですみませんw
■文字レギュレーションを意識していないブログが多い
大手の出版社のオウンドメディアでも、文字レギュレーションが意識できていないことが多いです。
例:
・「!?」のあとは半角で空けていない(?!なども使っていることも…)
・本文中に「?」を使用した後は、1文字空白を空ける
・大見出しに「“”」は使って、「」でくくっていない
・小見出しに<h>タグがない
・一文が長すぎる(~ですが、~だとしてなどで間延びしている)
・スマホユーザー向けにうまく改行されていない(スマホから見て、一文の塊は4行以内が理想です)
他にもありますが、基本的なことは小説やビジネス書を読んでのインプットからです。
よく小説を読んでみて下さい。普段使っている、「…。」も、「……。」になっていませんか?
インプット→アウトプット→インプット→アウトプットを繰り返して、人に訴えかける文章づくりができるようになりたいですね。
(自己課題でもあります)
まとめ
雑記帳なのであくまで基本的なことでしたが、しっかりと基本を抑えて「ブログ小遣い@10万円)を稼いでみて下さい。
【参考】
直帰率が高いサイトとマネタイズの考察
個人事業主として10個ほどのサイトを持っていますが、最近、直帰率について考察することが多いです。
離脱率と直帰率は“いかにいいサイトかどうか”を測る指標の一つでもあり、直帰率や離脱率が高い・低いで、収益面でもかなり変わってきています。
あまり生々しい数字のページはサンプルに出したくないのですが、開始から半年以内の3つのサイトの直帰率を比較して、直帰率とマネタイズについて考察してみました。
◆直帰率高い!でもPVは高いサイトA
開始2ヶ月にしては月間で100,000PV程度のサイトもありますが、直帰率は90%近く、新規セッションの多いサイトA。
収益面で言えば、アフィリエイトは高い数値は誇るものの、運用型広告のRPMは低くなりつつあります。
いわゆる「バズ系統」は、PVは伸びるものの、ユーザー満足度が低いか、単発ページで欲求が満たされていることが多いです。
アフィリエイト→新規セッションで獲得
運用型広告→RPM低下気味
開始2ヶ月目で100,000PV/月でも、頭打ちになる可能性のあるサイトともいえます。
いかに直帰率を低くして、離脱率を上げないようにするかの施策が必要なサイトでしょう。
◆直帰率高めでも滞在時間とリピーターが多いサイトB
直帰率は80%前後で、月間PVは50,000程度のサイトB。
直帰率がサイトAより低いのは、リピーターが多いためでもあります。
サイトAの新規セッション割合が9割を超えているのに対して、こちらサイトBは同じ開設期間でもPVは半数なものの、直帰率はやや低めで滞在時間も長めです。
こちらも運用型よりアフィリエイトがメインですが、運用型広告のRPMは高めの傾向があります。
要は、バズらせるサイトAよりも、ユーザー視点に立てている数字がAより高いといえます。
◆サイトPVは低いものの直帰率が低めのサイトC
月間PVが1,000程度なものの、特化ブログとして定着するユーザーも目立つサイトC。
絶対的なPVはAとBより低いものの、直帰率は7割を切る日も多く、ページセッションも2に近い数値です。
特化ブログなのでニッチな分野ですが、その反面、マネタイズがかなりしやすい傾向があります。
というのは、記事を読み込むユーザーが多いということは、商品に対しての理解が深く、ページセッションが高いことで直帰率も低めなので、購買意欲を誘いやすいサイトなんです。
運用型広告のマネタイズとしてはこれからでしょうが、ニッチな分野でのアフィリエイト収益は高い傾向にあります。
◆直帰率を下げる方法
サイトから直帰してしまうには、いろいろな理由があります。
怪しい、見づらいなど、事前予想と違うサイト
最初の記事で満足してしまったサイト
重いサイト出典:
【ページ内容の質が悪い】・・・ユーザーが求めている情報が含まれていないページだったり、「釣りタイトル」によって、タイトルに惹かれて訪れてみたが、コンテンツ内容はいまいちだったりするページのことです。
【他のページへの導線がない、又は分かりづらい】・・・記事(ページ)のコンテンツを読み終わった後に、関連記事へのリンクが表示されてなかったり、サイドバーに「ブログの人気記事や新着記事」が表示されていない場合です。(又はわかりづらい位置に表示されている場合)出典:
直帰率の平均は、サイトの種類によっても異なります。
種類 直帰率平均 ブログ 70~98% コーポレートサイト 40~60% ECサイト 30~50% コミュニティサイト 40~60% ランディングページ 70~90% 出典:
探している情報が見つからない
求めていた内容と異なる(タイトル・ディスクリプションのミスマッチ)
ページの読み込み速度が遅い
導線が不十分
サイトが分かりにくい
コンテンツが読みずらい
ファーストビューが広告で埋め尽くされている出典:
広告ばかりで探したい情報が見つからない場合、カテゴリや情報構造がわかりにくい場合、結論や概要が無い場合、なじみの薄いカタカナ語や英語が使われていて意味がわかりにくい場合など、わかりにくいコンテンツはさまざまあります。
インターネットの黎明期と違い、現在ではネット上には情報があふれています。
それにもかかわらず、サイト訪問者の持つ時間は有限です。そのため、せっかく必要な情報が書かれていても、コンテンツがわかりづらければユーザーは他のページへと逃げてしまいます。
特に昨今ではスマートフォンからのアクセスが増えており、アクセスの7割以上がスマートフォン経由というサイトもあります。
スマートフォンを使われる方の中には、サイトがスマートフォン対応していないというだけで、コンテンツを購読することなく直帰してしまうユーザーも少なくありませんので、スマートフォンからのユーザーを逃さないよう、サイトのスマートフォン対応は必須です。
出典:
※太字は僕が気にしている点。
決して直帰率が高い=質の低いサイトとはかぎりませんが、せっかくサイトを開いてマネタイズをしているのであれば、ユーザーが定着して、いろいろなページを見てもらいたいですね。
僕はリアルタイムが常に10,000セッションを超えるメディアを管理していたこともありますが(過去形)、PV/UU母数が高くても、直帰率は7割~8割であることが望ましいです。
・広告ばかりにしない(ユーザビリティ向上)
・視覚にうったえるサイト作り(文字ばかりにしない)
・文字にリズムをつける(読みにくい文章はNG)
・関連記事にはGoogle Adsenseの関連広告がオススメ
・釣りタイトルでの引き込みはやめる
上記を気にして、いいサイトづくりをすることが結果的にマネタイズになるはずです。
直帰率もぜひ、意識してみてください。
忘備録:ペンギンアップデート4.0とSEO
・コア アルゴリズムに組み込まれリアルタイム更新に
パンダアップデートがコアアルゴリズムに組み込まれたように、ペンギンアップデートもコアアルゴリズムに組み込まれ、リアルタイムに更新されることになる。パンダアップデートはリアルタイム更新でなく、一部自動、手動更新。
※参考:海外SEO情報ブログ「コア ランキング アルゴリズムに組み込まれたパンダアップデートは完全に自動更新になったのか? そもそもコア ランキング アルゴリズムとは?」・再クロール、再インデックスはそのページが対象
自サイトのページが再クロール、再インデックスされることで、検索結果に反映される。
つまり、被リンクが削除され、そのリンクが張られてたサイトを再クロールしても、自サイトのページが再クロールされない限り検索結果に反映されない。・2年ぶりの更新
前回のペンギンアップデート3.0(2014年10月17日)から、約2年ぶりの更新となった。・今後の更新アナウンスはなし
コアアルゴリズムに組み込まれたことで、パンダアップデートのようリアルタイム更新(日々更新されてる状態)となり、更新アナウンスが不要となった。つまり、ペンギンアップデートは4.0で終了となる・サイト全体ではなく、きめ細かく対応
スパム中心に質の低いページの評価を下げ、ページごとにランキング調整が可能となった。・検索結果に与える影響は一定ではない
リアルタイム更新になったので影響の度合いは定まっていない。
大きく動いたキーワードもあれば、そんなに影響を受けてないキーワードも存在するといったところです。
スパムが多いクエリの変動幅は、他クエリに比べ、大きいと思われます。・更新は完了しない
リアルタイム更新になり、日々更新が続き、大きな順位変動が続く可能性が考えられます。
スパムなどの低品質ページが改善されることで、順位変動も少しづつ収まってくるのではないかと考えられます。・リンクの否認には影響しない
サーチコンソールの「リンクの否認」を今まで通り活用し、質の低いリンクを否認しながら、リンクの質を高めましょう。出典:
ペンギンは「低品質リンク」のあるサイトを順位低下させる
低品質リンクのないサイトも、ペンギンで順位が変わる
主要な変更点1:「リアルタイム更新」化
ー「サイトについたリンクを、すぐ(=リアルタイムで)評価して、すぐ検索順位に反映する」
主要な変更点2:順位への影響がきめ細かに
出典:
■「ペンギンアップデート4.0」以降は内部SEO対策が大事?
今後はリアルタイムによりサイトの価値や順位の連動が続く可能性が高く、これはつまり、付け焼き刃のような被リンク対策では“効果が薄くなる”とも考えられるのです。
内部SEOは、まずは簡単な基礎部分を抑えておくことは大事です。
出典:
特に、「内部SEO」は今後、重要になってきそうですね。
内部SEO施策で重要?「良質なコンテンツ」とは何か
2012年のペンギンアップデート以降、外部リンクによるSEO施策の依存比率は下がることとなりましたよね。
2016年9月に入り、Google検索に大変動が続いていることから、「もしかして、ペンギンアップデートきてる?」などの声が多いですが、内部SEOさえしっかりしていれば、“あまり影響はない”ということもありえます。
むしろ、内部SEO対策のみを普段から意識することで、「良質なコンテンツ」をつくり上げることに意識が強いのではないでしょうか?
ではいったい、「良質なコンテンツ」とは何なのか、ということを考えてみました。
■コピペの集まりであるキュレーションメディアは「良質なコンテンツ」なのか?
Googleの検索エンジンでも上位の割合を占めるのは、「キュレーションメディア」ですよね。
最近は、某・企業によるキュレーションメディアが、「引用元がない」、「元の文章をリライトしている」、「リライトをクラウドワークスなどで外注発注し、著作権責任はライターに押し付ける」といったことが、反感を買っているようです。
そもそも、Googleは引用ばかりのコンテンツは“低質なコンテンツ”と判断することから、引用タグばかりで構成されているキュレーションメディアは、今年の夏以降に順位変動が大きく起こっています。
特に顕著なのが、女性向けキュレーションメディアで、それらのキュレーションメディアは「アプリ」での広告収入に移行しています。
とはいえ、まだまだGoogle検索エンジンで物事を調べるユーザーは多く、検索エンジンがただちになくなるということは考えられません。
たとえばフリーランスとして「アフィリエイト収入」を行っている個人であれば、アプリ制作にかかる費用よりかは、「コンテンツづくり」に注力している傾向が強いです。
ですので、検索エンジンの上位を占めるキュレーションメディアにより“内容がパクられる”ということが起こると、多くの反感を買ってしまうのです。
著作権ではグレーゾーンでも、道徳的には「悪」とみなされてきている風潮すらあるのが、現在のキュレーションメディアでしょう。
■良質なコンテンツとは何か?
内部SEOの話に戻ると、内部SEOの対策には「良質なコンテンツづくり」が最も大事だと言われます。
サイトが良質なコンテンツばかりだと、それだけで検索順位は大きく改善されることになる。
出典:
非常に基本的なことばかりだが、既にサイト内に良質なコンテンツを投稿しており、さらにそれぞれのコンテンツが適切にインデックスされていると、これだけでも検索順位は大幅に上がる。
出典:
ランキングエンジンは、今ではほぼ純粋にコンテンツの質のみで検索順位を決めるようになってきている。
つまり、当記事でお伝えした内部対策を徹底して行い、その上でライバルサイトよりも圧倒的に良質なコンテンツがあれば、それだけで上位表示は達成できる。
逆に、ここでお伝えした全ての施策を施しても、現状のコンテンツが貧弱であればほとんど意味がない。あなたが本気でSEOを攻略したいのであれば、最も時間をかけるべきは圧倒的に良質なコンテンツの作成だということを改めて認識しよう。
出典:
内部対策はコンテンツを適切にGoogleに伝える手段
出典:
コンテンツの質というのは、ユーザーにとって質が良いということです。
質の良いコンテンツは誰かに紹介したくなるため、自分のブログで紹介したり、ソーシャルメディアで拡散されたりします。そうすると、被リンクが発生したり、多くの人の目に触れるため、そこからまたリンクが張られるような動きになります。コンテンツの質が悪いとそうはなりません。
検索エンジンのクローラーは、コンテンツの質を理解することできません。どうやっても、人の評価に頼らざるを得ないのです。
出典:
まず、内部SEOで最も重要なのは、コンテンツの質の向上です。
訪問者にとって役に立ち、興味を惹く内容のコンテンツを作る事が重要です。その他、検索順位に影響するページタイトルや見出しタグ等も重要となります。
出典:
要は、「良質なコンテンツ」=「人間に自然にリンクされるコンテンツ」ともいわれ、不自然な被リンク、ブックマーク、文章の寄せ集めが、「低質なコンテンツ」と判断されるわけです。
ただ、そのカラクリをグレーゾーンでくぐり抜けているキュレーションメディアが今、問題になっているわけです。
当ブログは営利目的ではありませんが、たとえば営利目的のブログメディアが引用によるものであれば、「オリジナリティ」はなくなるでしょう。
むしろ、「オリジナリティ」を「拝借」していることから、著作権のグレーゾーンをくぐり続ける限りは、「良質なコンテンツ」=「みんなが同じく知るコンテンツ」になってしまう恐れもあるわけです。
2014年から2015年にかけて、キュレーションメディアは大いに発達しました。
実はかくいう“これを書いている人”も、某・女性向けキュレーションメディアのリアルタイムをチェックしていた時期があります。
常に20,000人を超えるアクティブユーザーがいるサイトの一日の収益が、もし“引用によるものばかり”であれば、多くのブロガーから反感を買うのも不自然なことではないのでしょう。
【画像出典】
photo AC
長かった会議の問題点と経営者のだめなところを考えてみた
これを書いているのは、“元・会社員”なわけです。
朝の7時に起き、そのまま水とコーヒーを胃に流し込んで、そのままヒゲをそって洗顔をする。
気づけばスーツを身にまとっていて、渋谷に向かってぐるぐるまわる路線に乗る。
今思い返せば「長い通勤時間だったなぁ」とも思うのですが、それ以上に“長い”と感じていたのが、「会議」でした。
これを書いている人が務めていたのは、広告代理店。時代はもちろん、紙ではなく、電磁波を発する画面専用の広告です。
ある程度の管理職であった「私」の月曜日のスケジュールは以下のようなものでした。
◆月曜日のクソ不毛な会議の時間が始まる月曜日
起床:6時
いつもより早い起床です。
通勤:7時
結局二度寝することが多く、コーヒーを飲む時間にあえて15分かけていました。
出社:7時45分
取締役との打ち合わせ(30分)
トイレ(10分)
役員会議:8時30分~
役員だけの会議です。眠いので半分意識が飛んでいます。社長から怒号が飛んで来るので、笑顔は忘れません。
全体会議:9時30分~
社員全体での会議です。たまに進行役もします。それ以外は死んだ顔をしています
チームミーティング:10時15分~
全体会議が終わった15分後に、チームミーティングが始まります。
これをかいている人は、メディア広告営業の部門でした。
~
会議終了:12時
月曜日の午前が終わりました。もちろん、Gmailのメールボックスには100を超える未読メールが溜まっています。
たまに会議中に私信でメール飛ばしまくりますが、ご飯食べることができません。
社畜かな?
その後もメール処理をしつつ、部下への指示・相談などで落ち着くのが16時頃でした。
もし仮に月曜日の午前の会議が2時間短縮できていれば、ご飯を食べることができたはずです。
ちなみにこれを書いている人は嫌煙家ですが、愛煙家の方は僕より2時間は遅く退社します。
どうせなら、会議時間は短く、コンパクトで濃厚なべきなのですが、日本人は会議で“仕事をした気”になることが多いんですね。
で、いろいろと調べて結論付けると、こうなります。
●アジェンダの作成の工夫
●短時間の会議を増やして議題をためない
●チャットワークやSkypeなどの有効活用
出典:
結局、会議は「なんのためにあるのか」を経営陣もわかっていないんですね。
数字を上げたければ、もっと会議の時間を短縮させて、仕事をさせるべきなんです。
ただ、放置だけでは従業員は仕事をしません。サボります。
経営陣にとって必要なのは、その場その場で2分でもいいので、ミーティングを開くことです。
その際に必要なのが「ホワイトボード」。
いつでも、どこでも会議ができるように、ホワイトボードはオフィスのあちらこちらに置いておくことをおすすめします。
脳を刺激して、仕事を“していただく”という姿勢が従業員に伝わらないと、従業員の多くが、「自称:社畜」になってしまいます。
要は、生産性を上げるのは「仕事術」ではなくて、「経営術」です。
他にも、Skypeやチャットワーク、ハングアウト、LINEを使って会議を開けばいいのです。
現代では、パソコンと通信環境さえあれば会議を開くことは可能です。何も、会議室に一同が集まって議論をするという方法だけが会議ではありません。
たとえば、チャットワークやSkypeであれば、グループトークも容易に行えます。もしそれぞれの部署やチームが離れている場合でも、ビデオ通信をすればその場で“何の会議をしているか”は一目瞭然です。
チャット上で発言をすることにより、急な対応があったときに会議を離脱しても、残ったチャット履歴を見れば“何の会議をしていたか”を把握することができます。「会議があるけれども、出先で大事なアポイントが急きょ入ってしまった」などというときも、スマホでチャットの様子を見ることができ、場合によってはスマホからの提言も可能です。
出典:
スカイプやゲーム機のPS3でもテキストチャットは可能です。そのくらい、私達にとってテキストチャットは、身近でお手軽な存在になっています。
出典:
テキストボックス(チャット)
参加者全員と文字によるメッセージを共有できるチャット機能です。
発言者の名前と日時が表示され、テキスト形式で保存もできますので、会議の議事録作成にも適しています。
文字の大きさや色、フォントを変更することも可能です。出典:
ちなみに多くの企業で取り入れているのは「チャットワーク」か「Skype」でしょう。
ただ、チャットワークの場合はビデオ音声の状態が悪くなりやすい点がネック。
そして、Skypeはグループチャットがしにくいといった難点があります。
どちらにせよ、「会議の時短」という意味ではオススメなので、経営陣はご検討されてみてはいかがでしょう?
チャットワーク
働くために生きるのか、生きるために働くのか、それが問題でしょうか。
仕事が速い人の特徴とは何か
残業続きで「自称・社畜」の方も多いでしょう。
社畜という言葉自体が「日本人らしいなぁ」と思うわけですが、これは高度経済成長期の「滅私奉公の精神」が、未だに“日本人らしさ”という美徳・美談になっているからでしょう。
ただ、今の若年層の雇用・給与は頭打ち。
出世願望もなく、下記の業務であれば前者を選ぶという方も多いのでは?
・9-18時(残業なし)月給25万
・9-18時(残業平均40時間/月-みなし残業代60時間あり) 月給35万
前者の多くが、裁量権の低い仕事内容が多いですが、後者は逆のパターンであることが多いです。
あるいは“業務量が多い”ということもありえますが、そうであれば「仕事が速い人」が得をするのは言うまでもありませんね。
仕事が速い人の特徴
そもそも、仕事が速い人の特徴って何でしょうか?
仕事が早い・できる人は、書類をつくる時には、常に 渡す相手のことを考えています。
報告書や連絡書を受け取る人は、1日に何件も、そういう書類に目を通さなければなりません。長々とわかりにくい文章で書かれていては、たまりません。
アイコン6 丁寧な説明が必要な場合以外は、できるだけ文字を少なくすることを考えます。相手の時間の節約にもなりますし、作業を効率化することもできます。
繰り返し同じ言葉が出てくるなら、表にまとめますし、わかりやすく、短い文章を心がけています。出典:
■仕事が速い人は伝え方がシンプル
どの職場でも“伝え下手”な人はいます。
話すとき、メール、電話、全てにおいて“丁寧”なので、その分、話し手も聞き手も膨大な時間を要します。
自分自身が物事を伝える際は、「シンプルに伝えること」を意識してくださいね。
そのためには、“相手が何を求めているか”ということに対して、自分自身が“何ができるか”を簡潔に伝えるだけです。
出典:
要はシンプルさが「仕事の速さ」に直結するパターンが多いわけです。
仕事が速ければすごいというわけではありませんが、自分の時間を多く持つことはできます。
ライフスタイルは様々になってきている世の中なので、仕事を速くする=人生を楽しむという思考で、仕事のスピードを上げることを“楽しむ”という意識で仕事に取り組んでみてはいかがでしょう?